トラブルシューティング
セッティング・起動関係
- 原因および対処
- 通常、ル・クローン内でSTARTコマンドを使わずにそのまま 制御ステップのCMDや処理式のEXECCMDで実行すると、
ル・クローンと同一画面内で実行・表示されますが、場合によっては環境が渡らないために正しく実行されなかったり、
キー入力要求があるコマンドではキー入力ができずにストールしたようになることがあります。
このような場合は、下記の方法で実行して下さい。
- DOS窓を開いてCOMMAND.COMに渡して実行する(この方法にしておけば問題が起こることはまずありません)
例)制御ステップで行う場合
CMD START /W COMMAND /C コマンド ........95/98/Me
CMD START /W CMD /C コマンド ...........NT/2000/XP - DOS窓を開かずにバックグラウンドで実行、ただし異常時には開いてキー入力することは可能
例)制御ステップで行う場合
CMD START /W /M COMMAND /C コマンド ........95/98/Meバックグラウンドで実行されるためウィンドウは開きませんが、異常時の確認待ち等の 時は、タスクバーに入っている"MS-DOSプロンプト"をクリックすれば、 ウィンドウが開きキー入力ができます。
注意)
NT/2000の場合は、DOSコマンド実行時にドライブが無いとかFDが準備されていない等の場合でも、 DOSや95の様にエラーが表示されキー入力待ちにはなりません。 コマンドがエラーでアベンドするだけです。(SYSI128にエラーは返るようです)
95/98系とNT/2000系では、STARTコマンドのオプションに多少違いがあります。 NTの場合、バックグラウンドで実行する場合は、/B となります。 また、NT/2000/XPでは COMMAND -> CMD となります。
- DOS窓を開いてCOMMAND.COMに渡して実行する(この方法にしておけば問題が起こることはまずありません)
- サーバがWindowsNT/2000/XPでクライアントからル・クローンを使用する場合、
実行したDOSコマンドの表示がクライアント側のウィンドウに出ない場合があります。
このような場合は、下記の方法で実行して下さい。
-
OSコマンドの前にS2Pを付けて実行して下さい。
例)S2P DIR C:\